「あの男(女)に利用された」
と嘆く人間がいます。
これは日本語が間違っています。
正しくは次のようになります。
「あの人に利用されている間はとても幸せな気分を味わえたが、私の利用価値がなくなって利用されなくなったことが悲しい」
そうなのです。
利用されたことが問題なのではなく、利用されなくなったことが問題なのです。
そして、その原因は自分が自分の利用価値を下げてしまったことなのです。
このことがわかる人は努力しようとします。
わからない人はなんでも他人のせいにします。
これは恋愛でも、ビジネスでも、友人づきあいでも同じことです。
例えば恋愛において、なぜ人は気が変わるのでしょうか?
それは気が変わった人のほうが悪いのでしょうか?
それとも、相手の気を変えてしまった側に原因があるのでしょうか?
どう考えるかによって、次の恋愛も同じようになるのか、それとも今度はそうならないのかが決まるのだと思います。
人を利用することは悪いことではありません。
なぜならば相手の利用価値つまりは長所を認めてあげているということだからです。
ビジネスも友人づきあいも恋愛も、お互いの価値と価値の交換で成り立っています。
今後も自分の「利用価値」を上げ続けることに、日々精進しようと思います。
2 件のコメント:
そう思います。
人間関係を突き詰めるとそういう事になると
思います。
価値と価値の交換で成り立っている。
お互いが相手の価値が必要で無くなった時に
自然と離れるのではないでしょうか。
その時に片一方が離れたくないと思っている場合に問題が起こっているだけで
でも自分が必要とされ無くなった原因は自分にあると省みれる人だけが又自分の価値を高め成長して行くのだと思います。
深い!
これは深い内容ですー。
今まで、こういう視点から見たことはありませんでした。
利用しちゃあダメ、活用ならOK。
とは良く聞く話ですが。
利用されるのも利用するのもいいことだ、と、腑に落ちるまで3回読み返しました。
深いです。
にわとり
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