2012年1月2日月曜日

最大手最良の法則が当てはまらない業界

新年おめでとうございます。
本年も宜しくお願いいたします。

昨年まで、海外投資やオフショア投資という業界を主に一刀両断してきましたが今年はそれに加えてある意味もっと嘘や欺瞞にあふれている業界を一刀両断していきたいと思います。

「最大手最良の法則」
いい物やサービスを作れば、消費者に支持されます。
ですからおのずと最大手のものが最良のものになるわけです。
自動車業界ならばトヨタが最大手。
消費者に選ばれた結果、最も支持されたから最大手になっているのです。
家電品におけるテレビなどの各分野も同じです。
ヨドバシやヤマダ電機などのセレクトショップの発展とネットの発達によって、消費者は商品を研究して自分の意志で商品を選んで買うようになったのです。

今日では消費者は非常に賢くなったと言えます。
消費者が商品知識を持ち、比較を行い、自分に合った商品やメーカーをセレクトするのが当たり前になりました。
間違っても狭い寝室用に大画面テレビという不必要で過大なものは買わないでしょう。

「最大手最良の法則が当てはまらない業界」

ところがこの現代社会日本においてこの「当たり前のこと」が成り立たない業界があります。
どういう訳か、消費者がまったく商品知識がなく、比較も行わず、自分に不必要か過大なものを買ってしまうのです。

もうお分かりですね。それは保険業界なのです。
保険の加入者は何故か保険の知識がありません。
知識がないから比較もできません。
10畳のリビングなのに100インチのテレビを買わされています。

世の中で保険商品だけが消費者が選んで買っていないのです。
ですから、最大手の商品が最良とならないのです。

加入者にとっていい保険とは、適切な保障額を安い掛け金(保険料)で買えるものです。

残念ながら、最大手の保険会社の商品はこの理想とはかけ離れているのです。

今年は、保険を始めとする金融教育を消費者に直接行うことにより一層力を注ぎたいと思います。

多くの人が金融知識をつけて、自らの意志で保険商品を選択できるような社会に変えていき、いつの日か保険業界にも「最大手最良の法則」が成り立つようにしたいものです。

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