2013年1月22日火曜日

健康保険は現物給付

保険事故が起きた時にお金が給付されるのが現金給付。
民間の生命保険や医療保険は現金給付です。

一方、保険事故の際に現金ではなく役務(サービス)提供がなされるのが現物給付です。


現物給付というと何か特殊に思うかもしれませんが、私たちが最も日常的に受けているのがこの現物給付なのです。


病気やケガをした時、健康保険加入者は医療費の3割を負担するだけで病院にかかれます
医療費の7割が健康保険から給付されるからです。


では質問です。
あなたはこの7割を現金給付されたことがありますか?

ないですよね。
患者に現金で給付されて、それを病院に支払う訳ではありませんね。


健康保険から病院に直接支払いが行われ、私たちには医療サービスが現物給付として行われるのです。


このように、最も身近な健康保険の療養の給付が「現物給付」なのです。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

うわっ! すごいっ!
本当ですね。

これは見落としがちですね。
言われないと見えにくい。

でもそう考えると、現金給付より現物給付の方が
優れたサービスや保証内容が受け取れるのであれ
ば現物給付でも良い訳ですね。