ここ直近の円高ドル安の巻き戻しはまさにこれです。
米国が量的緩和を見直すのではないかとの憶測がそもそもの原因で
量的緩和縮小、
ということで世界の株価が下落する。
そうすると、
これが、ごく最近の株安円高の原理です。
為替レートは短期的には投資家心理で揺れ動くのです。
ところが、中長期的には需給関係で動きます。
円とドルとどちらの供給量が多くなるかです。
通貨は作物と同じで豊作だと叩かれます。
ドルの供給量が多いとドル安円高に、
リーマンショックから昨年までは、大きな流れはドル安でした。
アメリカが200兆円分以上ものドルを刷って、
この間、大きな流れではドル安円高でしたが、
今年からの大きな流れは円安ドル高です。
日本がようやく量的緩和をすることになったからです。
そして、アメリカが量的緩和を縮小するというのは、
円の供給量は増えていき、ドルの供給量は減っていく。
以上のように、
1 件のコメント:
何とも論理的で良く分かります。
久保さんはいつもこの様に論理的に説明をして下さるので難しい内容でもこちらは良く理解出来るのだと思います。
いつもありがとうございます。
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