「あの男(女)に利用された」
と嘆く人間がいます。
これは日本語が間違っています。
正しくは次のようになります。
「あの人に利用されている間はとても幸せな気分を味わえたが、私の利用価値がなくなって利用されなくなったことが悲しい」
そうなのです。
利用されたことが問題なのではなく、利用されなくなったことが問題なのです。
そして、その原因は自分が自分の利用価値を下げてしまったことなのです。
このことがわかる人は努力しようとします。
わからない人はなんでも他人のせいにします。
これは恋愛でも、ビジネスでも、友人づきあいでも同じことです。
例えば恋愛において、なぜ人は気が変わるのでしょうか?
それは気が変わった人のほうが悪いのでしょうか?
それとも、相手の気を変えてしまった側に原因があるのでしょうか?
どう考えるかによって、次の恋愛も同じようになるのか、それとも今度はそうならないのかが決まるのだと思います。
人を利用することは悪いことではありません。
なぜならば相手の利用価値つまりは長所を認めてあげているということだからです。
ビジネスも友人づきあいも恋愛も、お互いの価値と価値の交換で成り立っています。
今後も自分の「利用価値」を上げ続けることに、日々精進しようと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿