D9クラブの幹部たちは、新規登録希望者から現金を預かり、それに見合う価値をビットコインでD9に送金することなく、
自分たちの得たD9ドルといういわば架空のお金を登録料として引き当て始めました。
今年に入ってからの登録はどんどんこの方式になっていった訳です。
こうして、ブラジルのD9クラブ本体にはお金(ビットコイン)が入ってこなくなっていったのです。
そしてついに4月15日、D9ドルを出金することに障害が出始めたのです。
お金が入って来ない中で、出金依頼が増えていけば、そら出金障害おきますよね。
このように、短期で破綻したのは、幹部たちが預かったお金をビットコインに変えてブラジルのD9クラブ本体に送金しなくなったからなのです。
D9ドルなどどいう架空の単なる数字を引き当てたことが、果たして支払いをしたことになるのか?
この疑問を抱くのは、私だけではないでしょう。
被害に遭われた方々が紹介者や勧誘者に預けたお金は、ブラジルには届かず、日本にその人の元に滞留しています。
ですから、被害者の方はお金を預けた人に返還請求をすべきです。
民事訴訟になれば、負ける要素はないでしょう。
D9クラブというポンジスキーム投資詐欺。
今までの投資詐欺とは異なる点が2つ。
1つは、多くの幹部が詐欺だと気付いて広げていたこと。
(過去のは、ほとんどの人がアホやった)
もう一つは、幹部が投資者からお金を預かって、そのお金が胴元に届いていなかったこと。
(過去のは、投資者が直接胴元に入金していた)
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