D9クラブは、KロスとK野のKKコンビが日本で最初に始めた創始者です。
彼らは、登録代行会社を作り、そこでお金を集めてD9クラブに送るという方法で始めました。
送金にはビットコインが用いられました。
ここで誤解されている方もいるようなので、D9とビットコインの関係についての誤解をまず解いておきたいと思います。
D9クラブがブラジルにあるため、国際送金に便利な手段としてビットコインが使われていただけです。
また、配当や紹介報酬は一旦D9クラブのマイページ上にD9ドルで貯められますが、それを出金する際にも国際送金に便利なビットコインが使われていました。
ただ、それだけです。
入出金にビットコインが使われただけであり、D9はビットコイン投資でもなんでもありません!
このあたりも、ワルたちは巧みに今流行りのビットコインに投資できると錯覚させるようにしていたのでしょう。
また、詐欺の集金にはしばしばビットコインが用いられます。
誘拐の身代金の受け渡しや、麻薬取引や引き取引にも使われます。
だからと言って、ビットコインには罪はないことも認識しておいてください。
何故ならば、その送金に「日本円」が使われても、別に円は悪くないからです。
話を戻しましょう。
D9が日本に上陸してしばらくは、D9クラブにお金(ビットコイン)が順調に入金されていました。
新規登録者から彼らは現金を預かり、それをビットコインに変えて送金していたからです。
ところが、数か月後からは新規の登録方法に変化が見られるようになりました。
それは、彼ら幹部たちがD9クラブを拡散した紹介報酬をD9ドルで大量に得たからです。
彼らは、新規登録者から現金を預かりながら、送金を一切しなくなりました。
送金の代わりに、自分たちが報酬として抱えているD9ドルを充てるようになったからです。
こうして、新規登録者の出した現金はそれを預かった幹部たちの手元に滞留し、日本から出ていかなくなっていったのです。
あるときから、D9クラブに着金するビットコインが極端に減っていったと思われます。
これが、破綻が早くなった根本原因なのです。
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