2014年4月10日木曜日

消費税を負担している人②


事業者(法人と個人事業主)の収入には消費税がくっついて来ます。

このくっついて来た消費税を仮受消費税と言います。
事業者は経費を支払うときに消費税を合わせて支払います(仮払い消費税)が、仮受消費税をやりくりしているだけで、負担をしている訳ではありません。



一方、世の中には収入に消費税がくっついて来ない職業の人もいます。
彼らがお金を使うときにも当然消費税を併せて支払います。

収入には消費税がくっついて来ずに、支出には消費税がくっついている。
こういう人が、新たに消費税というものを産み出しているのであり、まさに負担しているのです。


収入に消費税がくっついて来ない人達は、大きく分けると三種類になります。


消費税を負担している人①では、給与所得者を取り上げました。
給料収入には消費税がくっついて来ません。
ですから、全国のサラリーマンが第一の消費税の負担者なのです。


第二の負担者は年金生活者です。
年金収入には消費税がくっついて来ませんからね。

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