2014年3月18日火曜日

今の自分を認めるしかない


『資産はどうやって作ればいいですか?』
ゼロからの資産作りについてよく聞かれます。

資産を持たない人が年月をかけて資産を築いていく方法は大きく2つあります。

①1つは自己資本を使うといういわば自力で築く方法です。
②もう1つは他人資本=借入れを活用して資産を築いていく方法です。


は仕事をして稼いだ収入からコツコツと積み立てをして資産を作っていく道です。
単純な積み立て預金や個人定額年金などよりも、運用の複利効果が期待できる確定拠出年金や変額年金保険などのほうが、資産形成の効率化を図れます。



②は安定収入を生んでくれるものに、借入金を投資して資産形成を行う道です。
例えば収益不動産。
新築ワンルームマンションならば、諸費用も入れてフルローンを組むことが可能です。
30才の方が二千万円のマンションをフルローンで購入したとしましょう。
35年間の返済期間中は、家賃収入で返済と経費を賄うことが出来ます。
そして、返済が終わる65歳にはローンのない不動産という資産が得られ、そこから生み出される家賃収入は定年退職後の心強い味方になるでしょう。

このように他人資本(借入金)に加えて、その返済にも他人の力(家賃収入)を使って資産形成が出来るのです。


もう1つは太陽光発電所のオーナーになること。
二千万円の購入資金をクレジットを組むことが可能です。
月平均二十万円程度の売電収入が見込めますので、15年間の返済期間中も月数万円のキャッシュフローが期待できます
20年間の固定買い取り期間があるので、残りの5年間は満額キャッシュフローとなり20年間で二千万円近いキャッシュフローが期待できます。

このように、他人資本(クレジット)に加えて、その返済にも他人の力(元をたどれば誰かが支払う電気代)を使うことができ、現金資産を築くことが可能です。


ローンやクレジットを使えば、まさに他人の力で自分の資産形成が出来るのです。


では、仕事をしないでもこれをすればいいかというとそんなこともありません。
現在と過去の仕事によって、ローンやクレジットがおりるかどうかが決まるのですから。


他人資本で資産形成をしようと思い、融資審査が通った方はそれを「やる資格のある人」と認められたのですから大いにやるべきです。
やる資格があるかないかは金融機関に判定してもらうものなのです




残念ながら、融資を受けられない場合には、「その事実を受け入れる」しかありません。
あなたは「現時点では」他人資本を使える資格がないと判定されたのです。

一旦、今の自分を認めるしかないのです。

そして、仕事を頑張ってコツコツ積み立てをするという自力での資産形成に気持ちを切り替えるしかないのです。
そうして頑張れば、やがては他人資本を活用できる自分になれるでしょう。


私もかつては融資などが受けられないという屈辱に会ったことがあります。

そこから奮起して仕事をガムシャラにやり自力での資産形成に一生懸命取り組んで、ようやく金融機関の信用を得られるようになりました。


ですから、融資を断られたときは、思いきり屈辱を噛み締めるべきなのです。
悔しい気持ちが大きい人ほど、後に大逆転できるのですから。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

他人の資本を使い、他人に払ってもらって自分の資産を作る!なるほど!
僕も頑張ります!
また特別研修をお願いします。