1$=100円の時に積み立てを始めたとします。
当初は、5万円の積み立ても500$の積み立ても、月々の積立額は同じ毎月5万円でした。
しかしながら、円安が進行した今は異なります。
500$を選んだ人は1$=114円だと月の積立額は57,000円になります。
今後、1$=150円にでもなれば75,000円の請求になります。
一方、5万円を選んだ人は、どんなにこれから円安が進行しても毎月の積立額は5万円のままです。
選択した積み立て通貨によって、何が決まるのか?
それは、毎月の積立額が「どの通貨建てで固定」されるのか?ということです。
ドルで給料を貰っている人は、ドルベースで毎月一定がいいでしょうが、円で給料を貰っている人は、毎月円貨一定がいいに決まっているのです。
外資系保険会社のドル建て終身保険なども、ドルベース一定の支払いしかできません。
かねてから言っているように、ドル建て終身保険なども日本人に売るならば、円貨一定の保険料にすべきなのです。
まあ、ドル一定しかできない商品ならば仕方がない。
しかしながら、その商品は円貨一定の積み立てができるにも関わらず、わざわざドル一定の積み立てをススメルのはいかがなものか?!
ファイナンシャルプランニングにおいては、アホ=アクなのです。
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