2011年3月11日金曜日

ドルを買っている訳ではない

欧州保険会社の年金プランはドル価一定の積立をするのが一般的だが、これはドルを買っている訳ではありません。ドルを保有する訳でもありません。
ドルという通貨は通過して、世界中に分散投資されます。ですからポートフォリオの円換算時価は、ドルの変動の影響はまったく受けません。
新興国の株式や債券に投資されることが多いので新興国通貨の変動の影響は受けますがドルの影響はまったく受けないのです。(ポートフォリオに米国債や米国株式などが組み込まれたときにはその部分だけは当然ドル変動の影響を受けますが。)
このことをわかりやすい例で説明しましょう。

分かりやすくするためにポートフォリオはブラジルだけに投資したこととします。
1レアル=50円、1ドル=80円、1ドル=1.6レアルがスタート時の為替レートとしましょう。
一万円をドルに替えて、ブラジルに投資します。
10,000円→125ドル→200レアルとなります。
ブラジル経済が成長してレアルが倍の1レアル=100円になったとします。
そうするとポートフォリオの円換算時価はいくらになりますか?
200レアル×100=20,000円ですね。
途中通貨のドルは関係ないでしょう。おわかりですか?
では仮にこの時にドルが暴落して1ドル=50円になっていたとしましょう。1レアル=2ドルです。
ポートフォリオをドルで表現すると、200レアル×2=400ドルとなります。
400ドルに1ドル50円なので50を掛けるとやはり20,000円になりますね!
ほら、途中のドルの変動はポートフォリオの円換算時価に影響はないでしょう。

この項と前項「通貨は通過するだけ」を読んでもまだ分からない人は、金融関係の仕事に携わるべきではない!迷惑だ!

3 件のコメント:

ske さんのコメント...

この説明なら素人でも理解できますね。

金融の仕事に携わっている人がこの説明で理解できないなんてありえませんよね。
もし、理解できないならもう一度勉強し直した方がいいです。もしくは他の道を探した方が・・・

キュリアーレ さんのコメント...

迷惑とは遺憾ですねぇ。

無視しましょ。その手の「金融カジリ」の人達は

キュリアーレ さんのコメント...

通貨の壁に関しては始めから物理的な壁は存在せず、brake through (通り抜け)しとるということですね。