2011年8月26日金曜日

PER10倍とは驚き

ここのところの株価の下落によって世界平均株価の株価収益率(PER)が10倍という異常事態となっている。PERとは予想一株当たりの利益に対して株価が何倍をつけているかという数値であり、株価が割高なのか割安なのかを判定する際の指標。
もっとわかりやすく言うと、企業の年間利益に対してその会社を買う際に何倍の資金が必要かということで、だいたい非上場企業で10倍上場企業で30倍が目安とされている。
ここから考えると上場企業の平均PERが10倍は驚きなのです。

市場は世界各国の政治について「ノー」を突き付けているのでしょう。
日本は政権争いばかりで何も進まない。アメリカはアメリカで議会での争いごとによってもう少しで国債がデフォルトになるところでした。
民間企業で言えば業績を追及せずに社内での出世争いに明け暮れているといったところだ。
これでは世界の株式市場は下落するはずである。

しかしながらこれは、政治がまともに機能し出せば急反発もありうることを逆に示唆しているのだろう。

2011年8月12日金曜日

人を成功させることは、自分が成功することより遥かに難しい

自分が成功を目指す時に私は、徹底した自己改革を行います。
その道の成功者を分析して成功に必要な要素で自分に足りないものを補うことに全力で取り組みます。知識や技術はもちろんのこと、容姿や身だしなみに至るまでその道の成功に自分を合わせるのです。人と会う仕事で歯が汚いと不潔感を持たれるので口元にはかなりな意識と費用をかけました。服装や体臭などにも気を配るのは当然のことです。持ち物なども業に合わせなければなりません。

成功するには「欠点を取り除く」ことが、じつは一番の近道なのです。
しかしながら人はなかなかこれを指摘してはくれないものです。成功者と自分を比べて自分で気づいていくしかないのです。

「私は絶対に成功したい」という人は多いですが、そのための自己改革に真剣に取り組む人はほとんどいません。一番の欠点を放置して他をどんなに頑張っても結果はでないのに、同じところをぐるぐる回る回転木馬人間が多いのです。
「成功」を目指している人に出会ったときは情熱を注いでいろいろと教えてあげようと思いますが、がっくりすることがほとんどです。
自己改革する気がないことが判明した時点で、指導する気がなくなってしまいます。

2011年8月5日金曜日

成功とタバコ

星には太陽のように自ら光を放つ恒星もあれば、その周りを回りながら恒星に照らされて初めて光る惑星が無数にあります。
ビジネスの世界でも、自ら創造して自力でビジネスモデルを確立させられる成功者はごく稀である。
多くのビジネスマンは成功者のいい影響を受けて、成功するという惑星型成功を得ることとなる。
そのためには、その道の成功者と時間と空間を共にすることが最も重要となる。
特に、この「空間」の共有が成功には最も必要な要素なのです。電話やメールでは成功者独特の「空気」というものを感じることが出来ないからです。

成功者と食事に行ったりお酒を飲んだりというコミュニケーションを常に取っていると、考え方から判断基準までやがて似るようになってくるものです。一対一や少人数での空間を共にするシチュエーションでしか脳のシンクロは起きないものなのです。
そのためには、成功者から誘ってもらえる自分にならなければならないのは当然のことです。
世の成功者やお金持ちほど身だしなみにはうるさいものです。
ファーストクラスのキャビンアテンダントや超高級車のディーラーマンに「お金持ちの共通点」を聞いたところ、「タバコを吸わないこと」という答えが返って来ました。

実際、タバコの「ニオイ」が苦手な方は多く、タバコを吸うだけで同じ空間を共にするのを避けられるのはバカバカしいことなのです。
成功者はいちいち指摘してはくれません。ただ、黙って身だしなみのなっていない人と距離を置くだけです。
身だしなみはなにもタバコだけではありません。服装、髪型、体臭、口臭、不潔感など、今の文明社会において治せないものは何もないのです。