2012年5月19日土曜日

アメリカこけたら皆こける

米ドルを持つリスクに必要以にこだわる人がいます。

そんな人は、重要なことに気づいていません。
それは、ドルが暴落したりアメリカ経済が失速すればドルを持っていなくても打撃を被るということです。

2007年1ドル120円台だったドルが、リーマンショックとそれに伴う金融緩和によって1ドル70円台までドルは暴落しました。
この思わぬ円高ドル安によって、日本の輸出産業や製造業は大打撃を受けました。

そこで働いていた派遣社員などの非正規雇用者がリストラされました。

彼らがドルを蓄えていたと思いますか?

アメリカがこけると、ドルを持っていなくても世界の人々は打撃を受けるのです。

一方、アメリカ経済が成長すれば高金利政策にまた転換しドル高になるでしょう。

ドル高円安になれば、今度は円ベースでの物価が上昇し円資産は目減りします。
こうなった時に備えてドルを蓄えていれば、資産は逆に殖えます。

アメリカは移民を受け入れていますので、先進国でありながら新興国並みの人口上昇国です。
これからの40年で1億人増える見込みです。

人口が増えれば内需が増え、経済は成長します。

一方、日本は…

長期的に見れば円とドルはどちらがリスクが高いのか。
もう一度よく考えましょう。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

こういう人にどうしてそう思うの?
と聞いても答えれない人が多い。

自分の意見というよりは
誰かが言った事ちょっと本に書いてあったような事を、自分なりに解釈してしまってるんでしょうね。

解っている人から正しく説明を受ける。
これ大事ですね。